和歌山・アドベンチャーワールドから旅立った3頭のパンダたちが、日本時間23日未明、中国に到着した。一方、既に中国の“新居”にいるシャンシャン(5)も食欲旺盛のようだ。

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8歳の双子・桜浜(おうひん)と桃浜(とうひん)は、周りを気にするものの、落ち着いた様子。

30歳の永明(えいめい)は、腕に顔をうずめて眠っていた。

永明は、人間でいうと90歳近く。

長旅が心配されていたが、検疫施設では竹を食べる姿が確認されている。

一方、上野動物園のシャンシャンは5歳。

和歌山組とは別の施設で暮らすことになっている。

記者:
こちらは、現在シャンシャンがいる中国・四川省の「中国パンダ保護研究センター」です。シャンシャンは1カ月の検疫を経た後、このエリアで一般公開されるということです。

この施設ではパンダの研究や、野生に戻す取り組みなどが行われている。

研究センターでは、日本ではなかなか見られない光景も

パンダたちの暮らしぶりは…

あおむけでササを食べているパンダ
あおむけでササを食べているパンダ
昼寝をするパンダ
昼寝をするパンダ

あおむけでのんびりササを食べたり、昼寝をしたり…

取っ組み合いをするパンダ2頭
取っ組み合いをするパンダ2頭

立ち上がって取っ組み合いをする、日本ではなかなか見られない光景も見られた。

上野動物園の公式SNSによると、シャンシャンは22日の夜から翌朝にかけてタケノコ8キロ、竹5キロを食べたという。

(「イット!」2月24日放送より)