新潟県教育委員会は2月21日、3月7日に始まる高校一般入試の志願倍率について発表した。
公立高校の一般入試は、82校・109学科で行われ、募集人数は1万3220人。全日制の平均倍率は1.04倍で、全日制・定時制を合わせた平均倍率は1.03倍となっている。
普通科
新潟は1.32倍、新潟南の理数コースは1.6倍となっている。

新潟東・新潟向陽・巻は志願者数が定員を上回っているが、新潟西と新潟北は定員を割っている。

新津は0.99倍、新津南は0.9倍と1倍を下回り、阿賀黎明は志願者数が9人となっている。

新発田・新発田南が1倍を超えた一方、村上などは志願者数が定員を下回っている。

長岡は1.05倍、長岡大手・長岡向陵・三条などで1倍を上回っている。

加茂が1.26倍、小千谷は1.01倍に。六日町は0.99倍となっている。

十日町・高田・高田北城などで志願者数が定員を上回っている。

糸魚川・佐渡ともに志願者数が定員を下回った。市立万代は1.46倍となっている。

農業に関する学科
新発田農業は1.14倍、高田農業は1.15倍。

工業に関する学科
新潟工業の建築コースが1.37倍と、志願者数が定員を上回った。新津工業の工業マイスターは0.75倍、ロボット工学が0.72倍。新発田南が1.03倍。上越総合技術が1.09倍と1倍を超えた一方で、新潟県央工業などは1倍を下回った。



商業に関する学科
新潟商業の総合ビジネスが1.73倍、長岡商業が1.18倍となっている。

水産・家庭に関する学科
長岡大手の家政で1.43倍など、家庭に関する学科は3校とも1倍を超えている。

その他の学科
新潟の理数が1.86倍、新発田の理数は1.52倍となっている。国際情報が0.5倍となった一方、市立万代の英語理数は最も倍率が高く1.92倍。


総合学科
巻総合・五泉・村上桜ヶ丘で志願者数が定員を上回っている。柏崎総合と新井が1倍を上回った一方で、糸魚川白嶺と佐渡総合は1倍を下回った。


定時制
荒川と長岡明徳の普通午前が1倍を上回った。出雲崎が0.94倍、市立明鏡の普通午前が1.11倍となっている。


(NST新潟総合テレビ)