12月19日、新潟県警は50代の男性警部補が同僚職員に対してパワハラ行為を行ったとして懲戒処分にしたと発表しました。
19日付けで戒告の懲戒処分を受けたのは県警本部の50代の男性警部補です。
県警によりますと、この警部補は10月1日と2日に職場内で同僚の被害職員に対し、付近のキャビネットを叩くなどして威嚇したうえ、暴言を浴びせて脅迫したということです。
県警は19日付けでこの警部補を脅迫の疑いで書類送検しています。。
この事案は上司や同僚がいる部屋で起こり、目撃した上司や同僚らが仲裁に入ったにも関わらず繰り返し行われたため、上司が監察官室に報告したことで発覚。
警部補は、被害職員に馬鹿にされたと感じ「やってやるぞ、ボコボコにすっからな、死ね、自殺しろ」などと2日間にわたり繰り返し怒鳴りつけていたということです。
監査室の調べに対して、警部補は事実をすべて認めていて、「申し訳ありませんでした」と反省しているということです。
県警の清水文宏首席監察官は「警察官による非違事案について、捜査・調査を尽くした上で厳正に処分いたしました。引き続き、職務倫理教養の更なる浸透を図り、同種事案の再発防止に努めて参ります」とコメントしています。