国会への欠席が続き懲罰が検討されているNHK党のガーシー参院議員が提出した初の質問主意書について、政府は17日の閣議で答弁書を決定した。
昨年7月の初当選以来国会欠席を続け、懲罰委員会にかけられているガーシー議員だが、今国会の会期中に6本の質問主意書を提出している。
このうちガーシー議員が初めて提出した8日付けの「若年被害女性等支援事業」に関する質問主意書について、政府は17日の閣議で答弁書を決定した。


質問主意書とは、国会議員が国政に関して内閣に対する質問を議長に提出する文書で、議長から送付を受けた内閣が答弁書を作成する。
ガーシー議員は、これまで「国会に出席することだけが、議員の仕事ではない」と主張しており、質問主意書は国会に出席せずとも、議員の仕事ができるとアピールしたいとの思惑もうかがえる。
ガーシー議員への処分内容を決める参院・懲罰委は21日開かれ、翌22日には本会議で議決される見通し。