成田空港の滑走路近くに空港反対派が設置した看板やプレハブなどの強制撤去が、15日夜から行われた。

裁判所による強制撤去が行われたのは、千葉県の成田空港の設置に反対している団体が、空港の滑走路近くの土地に建てた看板ややぐらのほか、農業を続けている男性のプレハブ小屋など。

怒号が飛び交い、機動隊と反対派が衝突する場面もあった。


この土地を巡っては、土地の明け渡しを求める成田国際空港会社が起こした裁判で、2022年9月に東京高裁が強制執行を認める「仮執行宣言」を出していた。

空港内の反対派の拠点に対し、強制執行が行われるのは2017年5月以来。

(「めざましテレビ」2月16日放送)