電気料金値上げを申請した電力会社に対し、河野消費者相が異例のヒアリングを行った。

河野消費者相は2月13日、電気料金値上げを国に申請している東北、中国、四国、沖縄電力に対し、値上げが適切かなどについて直接問いただした。
河野消費者相:
御社が効率的にいろいろコスト(の見直し)をやっていただいているか、そこはしっかり見極めなければいかんというふうに思っております

4社は、顧客情報を不正に閲覧していたほか、中国電力は、電力供給に関するカルテルを結んだとして、課徴金納付を命じられている。

河野消費者相は中国電力に「間接的に消費者に影響が出ますので、きっちり調べて対応していただきたい」と求めた。

料金値上げには消費者庁との協議が必要だが、大臣自らのヒアリングは異例。