松野官房長官は、10日の会見で、無人の外国の気球が許可なく日本の領空を侵犯した場合、「武器を使用できる」と述べた。
会見で松野長官は「外国の気球が、我が国の許可なく我が国領空に侵入すれば、領空侵犯になる」と述べた。
その上で「対領空侵犯措置の任務に当たる自衛隊機は、自衛隊法に規定する必要な措置として、武器を使用することができる」と強調した。



さらに松野長官は、「無人の物による領空侵犯の場合、一般論で言えば、国民の生命・財産を守るために必要と認める場合には、所要の措置を取ることができる」と述べ、その際、「適切な装備品等を用いることとなる」と述べた。
アメリカ軍は4日、アメリカ本土を横断した中国の気球を戦闘機で撃墜したが、松野長官は、「アメリカ軍は戦闘機から空対空ミサイルを用いて対応した」と説明した。
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