高配当をうたったコンサル会社による投資詐欺事件で逮捕された容疑者の1人が「投資は詐欺だと思っていた」と供述していることが分かりました。
投資コンサルティング会社「フリッチクエスト」の社長森野広太容疑者(38)ら8人は、「セーシェル諸島の会社に投資すれば毎月4%の配当が得られる」などと謳って出資者から5600万円あまりをだまし取った疑いがもたれています。


捜査関係者によりますと逮捕されたうちの1人が「2020年に森野容疑者らとセーシェル諸島に社員旅行で行った際、資産運用会社の所在地にあったのはただのアパートのような建物で、投資は”詐欺なんだ”と思っていた」と供述しています。


この投資詐欺のスキームなどは森野容疑者が考えていたとみられていますが、警視庁は認否を明らかにしていません。
※森野被告以外の7人は不起訴となりました。
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