竹下内閣から村山内閣まで7つの内閣で事務方トップの官房副長官を務めた石原信雄氏が死去したことを受け、松野官房長官は1日、重要政策などの調整における貢献を称えた上で、「心から哀悼の意を表する」と述べた。

石原氏は、1987年から7つの内閣で計7年3カ月にわたり、官房副長官を務め、1月29日に多臓器不全のため、96歳で死去した。

記者会見で松野長官は、石原氏について「昭和天皇崩御に伴う改元や大喪の礼、消費税導入、阪神淡路大震災への対応など、数多くの重要政策の対応に向けた調整にあたった」と、その貢献と功績を称えた上で、「心から哀悼の意を表する」と述べた。

石原氏が官房副長官を務めたのは、竹下、宇野、海部、宮沢、細川、羽田、村山の7内閣。