10日、栃木・足利市で強盗致傷事件が起きた。

1階の窓ガラスが割られた被害宅
1階の窓ガラスが割られた被害宅
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現場となった住宅の一階の窓ガラスが割れている。

襲われたのは、この家に1人で暮らしている男性(53)で、犯人は現在も逃走中だ。

被害に遭った男性は現金などを奪われたほか、通信手段を遮断され、警察に通報することすらできなかったという。

「金を出せ」複数人が深夜に就寝中の男性を襲う

事件は、午前2時過ぎ、被害に遭った男性から「強盗に入られた」と110番通報があり、明らかになった。

警察によると、午前1時ごろ、2階の寝室に複数人の男らが侵入。寝ていた被害男性を起こして「金を出せ」と脅した。

その上で、頭を鈍器のようなもので殴ったという。

男性が現金や通帳を差し出すと、男らはこれを奪って逃走。現在も行方は分かっていない。

命に別条はないという被害男性。事件直後、近くの家に駆け込み助けを求めていた。

助けを求められた近隣住民:
「どうした?」と聞いたら「強盗にあった」と。何か首筋あたりのところ、後頭部あたりを押さえていて「殴られた」とかって。
体もちょっとフラフラしていたので、連絡ができないんですよ。置き電話も携帯電話も持っていかれちゃったって。
あとから聞いたんですけど、電気も停電というか真っ暗なんですね。犯人が切ったんじゃないですか。ブレーカーか線なのか知らないけど。

被害男性の親族:
倒れられていて、暴行もされたようで、玄関のところで横になられて、毛布とかかけていただいている状況でした。
犯人は3人くらいじゃないかって話でした。日本人のようです。

被害男性は犯人グループと面識はないと話していて、警察が行方を追っている。

(「イット!」 1月10日放送より)