岸田首相は30日、東京証券取引所の大納会に出席し、「上場審査のあり方を見直すなど、政府とともに市場改革を進めて頂きたいと期待している」と述べた。
岸田首相は30日、今年最後の取引を終えた東京証券取引所の大納会に出席し、「日本が直面する様々な社会課題の解決を担う主役は『スタートアップ』であると考えている。来年はその育成に一段と力を入れていきたい」と強調した。
その上で「上場審査のあり方を見直すなど、政府とともに市場改革を進めて頂きたいと期待している」と述べた。
また岸田首相は「来年は新しい資本主義を本格起動させていく年だ。多くの政策課題もあるが一つ一つ乗り越えて、成長と分配の好循環を実現し、新しい日本を切り開いていく」と決意を語った。
首相が大納会に出席するのは2013年の安倍元首相以来。

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