
サッカーのFIFAワールドカップ・カタール大会で、母国を36年ぶりの優勝に導いた代表チームが、アルゼンチンに凱旋した。

現地メディアによると、凱旋パレードには500万人が駆けつけた。

選手らが乗った屋根がない2階建てバスが通ると、人々の興奮は最高潮に。


標識にのぼる人や、信号機を揺らす人。

中には、高さ67.5メートルもある塔の中から、旗を振る男性もいる。

高速道路を、人々が埋め尽くす異常事態になった。

選手が乗ったバスが前に進めず、さらに、バスに飛び乗ろうとする者も現れる始末。

その結果、バスでのパレードは中止になってしまった。

選手たちはどうなったかというと、急きょ、ヘリでの凱旋飛行に変更された。

首都ブエノスアイレスの中心部では、人々が空に手を振ったり、上を見上げて声援を送った。

この日は、臨時の休日。
経済の低迷などで苦しい生活を送るアルゼンチンの人々だが、この日は喜びに包まれた。
(「イット!」2022年12月21日放送分より)
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