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2022年、これまでに30回を超える異例のペースでミサイル発射を繰り返す北朝鮮。11月にはICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験に成功したと発表した。

この時、金正恩総書記は、初めて公の場に娘をデビューさせ、喜びを分かち合った。

韓国軍らが北朝鮮ミサイルの“大気圏突入能力”疑問視・・・金与正氏激怒

これに対して、アメリカと韓国は12月20日、合同訓練を実施。

韓国軍によると、訓練には世界最強の戦闘機とされるF-22戦闘機や、核弾頭を搭載できるアメリカの戦略爆撃機B-52が参加し、北朝鮮をけん制した。
さらに、韓国の軍と専門家が、北朝鮮のミサイルの大気圏突入能力を疑問視した。

これにキレたのが、金総書記の妹・与正氏だ。

20日、北朝鮮メディアを通じた談話で、「やってみればすぐに分かることだ」と発表。与正氏は、これまで通常より高い角度で打ち上げていたミサイルを、通常の角度で発射して能力を証明することをほのめかした。

方角によってはアメリカ本土まで到達する可能性もあり、緊張が高まっている。

(「イット!」2022年12月21日放送分より)

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