現職市長の“たばこのポイ捨て”が発覚した問題で、市長が常習性を認め、自らの給与を減額する方針を明らかにした。

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“ポイ捨て”は12~13年前から

暗闇の中、火のついたたばこを道路の側溝に投げ捨てた男性。

SNSに投稿されたのは、岐阜・高山市の田中明市長がたばこをポイ捨てする様子だ。

田中市長は15日の会見で常習性を問われると、携帯灰皿を手にこう話していた。

岐阜・高山市 田中明市長:
恒常的にポイ捨てしているかは、私としてはしてないと認識している。

しかし、17日に取材に応じた際に、主張が大きく変わった。

田中市長:
意図的に捨てたかと問われれば、意図的だったら...意図は...ちょっとごめん。

――常習性について認めた方がいいのでは?

田中市長:
まあ、あのー、うーん。そう言われれば、認めざるを得ないのかなと思う。

田中市長によれば、ポイ捨ては、12~13年前から行っていたという。

高山市では、14年前からポイ捨ては条例違反で、市長は給与を減額する方針を明らかにするとともに、今後、「禁煙する方向」と話している。

(「イット!」12月19日放送より)