宮崎県の養鶏農家と地元のお店のコラボによって生まれた新商品「たまごバター」。カスタードクリームのような甘みとコクがたまらない一品となっている。
県産の“康卵”を使った「たまごバター」
宮崎県えびの市にある「東康夫養鶏場」。広々とした鶏舎で飼育されている鶏の卵は、「康卵(こうらん)」というブランドで販売され、濃厚なコクとうまみが特徴となっている。
この記事の画像(8枚)尾田考美リポーター:
そのこだわりの卵と県産バターで作られた商品が、こちらの「たまごバター」です。プレーンに加え、県産のヘべスとレモンを使用した3つの味がそろっています
東康夫養鶏場・東慶良さん:
もっとお客さんに喜んでもらえる加工品が欲しいと思っていた時、高千穂町のお菓子屋さん「そらいろ」から、「こういうのがあるよ」と提案されたのがきっかけです。素直においしいと思ったし、こういう商品を食べたことがなかったので、商品化していいのではと思いました
卵黄をたっぷり使っている「たまごバター」は、火の入れ方がとても難しく、30分から1時間付きっきりで、なめらかに仕上げている。ヘベスとレモン味は、生果汁を使用している。
相性バッチリ!「岩塩スコーン」は安心できる材料で
このたまごバターとの相性を考えて作られたのが、岩塩スコーンだ。小林市のカフェ「musumi」が、えびの産の米粉と県産バター、フランス産の岩塩を使って作っている。グルテンフリーなので、小麦アレルギーの方も安心して食べられる。
実際に、尾田考美リポーターが岩塩スコーンと一緒に、たまごバターを食べてみると…。
尾田考美リポーター:
カスタードクリームのような優しい甘みとコク、風味があって、岩塩スコーンは米粉を使っているので、もちっとした食感があります。岩塩の塩味もおいしさを引き立てています
へべス味は、フレッシュな香りと酸味の利いたさわやかな味わいだ。たまごバターは、岩塩スコーンと卵(康卵)6個のセットで販売していて、食品ロスも考え、月1回の受注販売となっている。
東康夫養鶏場・東慶良さん:
安心できる材料で作っているので、罪悪感がないという声をいただいたり、酸味が得意なお客さんは、へべス味、レモン味をぺろりと1瓶食べちゃうという方もいらっしゃいます。今は注文を受けてから製造しています。ゆくゆくは、いつでも購入していただけるような展望を考えています
養鶏場と2つのお店がタッグを組んで作り上げた、宮崎の新しいおいしさ。ぜひ味わってみては?
【店舗情報】
康卵の里「東康夫養鶏場」
えびの市大字坂元1640
TEL:0984-33-0323
定休日:日曜祝日
※注文はホームページにて(電話でも受付可)
(テレビ宮崎)