北海道で暮らす働くママの1日を追いかける。
子育ても仕事も頑張りながら働くママさんたちのリアルな1日を覗くと、限られた時間で、家事・育児をこなす究極の時短ワザの連続だった。
主役のママは、札幌市東区に住む、ふみえさん(35)。
まだまだ手のかかる男の子2人を育てながら、保育士として働いている。
出発は午前7時!ひとりきりの朝ごはん
ふみえママの出発時間は毎朝7時。それまでに家族の朝ごはんを用意する。
目玉焼きは、「両面焼き」で蒸す時間を短縮!
ほかにも、子どものおかずはお皿をまな板替わりにしたり、夫婦のおかずは一皿に“相盛り”したり、洗い物を最小限に抑えて時短を図る。
まだ誰も起きてこない静かなリビングで、ひとりきりの朝ごはんを済ませたら、育児をパパに託して家を出る。
おんぶに抱っこに 超ハードな0歳児保育
勤め先の「こどもカンパニー札幌駅西口園」でふみえママが担当しているのは、かわいさも、大変さもピカイチの0歳児!
おんぶに、抱っこに、立て続けの肉体労働をこなしながら、保育士のチーフとして、食事や授乳の指示を出す。
とにかくハード…それでも「この刺激が好き」だという。
「これが無かったらムリ!」最新調理家電をフル活用
保育士ママの大変さ…それは24時間ずっと“子育て”が続くこと。家に帰ると我が子の世話が待っている。
週に一度は食卓にのぼるという、子どもたちのお気に入り「冷凍フライドポテト」。取り出したのは天ぷら鍋…ではなく、なんと家電!
ふみえママの「ベストバイ」は、COSORIのノンフライヤーだ。
ヘルシーなうえに、スイッチを入れてほったらかしでOK。ポテトは13分で出来上がるので、かなり重宝しているという。
間髪入れずに別の家電が!
“最強の時短調理家電”とも言われる電気圧力鍋で、子どもたちが大好きな「豚バラ大根」づくり。
調味料と食材を混ぜて、あとはまたまた「ほったらかし」。
限られた時間を上手に使って、この日は4点のおかずを仕上げていた。
子どもはもちろん“保護者に寄り添う保育”がモットー
夕飯をすっかり平らげてくれた長男と次男。ふみえさんはその様子に目を細める。
本当は我が子の成長を、少しも逃さず、ずっとそばで見ていたい。
保護者が抱くその気持ちがわかるからこそ、ふみえさんは保育園で預かる子どもたちの様子を、できるだけ細かく連絡帳に記している。
さらにクラス全体の活動の様子を、その日のうちに教室へ掲示。
忙しい毎日で、悩みも尽きない働くママ・パパに寄り添う。
それが保育士としての、ふみえママのモットーだ。