岡山市内の小中学校で、2021年5月、健康診断中にペン型のカメラを胸ポケットに入れ、女子児童らを盗撮した罪に問われていた岡山市の医師・藤原大輔被告。

15日、京都地裁は藤原被告に対して、懲役2年6か月・執行猶予6年の有罪判決を言い渡しました。

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健康診断中に行われた、卑劣な盗撮。

こうした事件などを背景に、今、小中学校の健康診断で、下着を着用したままでの実施を求める動きが広がっています。

「許せないことですし、これからの子供たちには同じような思いはしてほしくないと思っております」

「めざまし8」の取材に答えてくれたのは、中学時代に受けた健康診断で男性医師の前で上半身裸になることを強いられ、ショックを受けたという女性。

「健康診断で子どもたちを強制的に裸にしないで!」と2020年からネット上で署名活動を開始。

現在の賛同者は2万6000人を超えているといいます(2022年11月15日時点)。

「安心できる学校健診を考える会」の発信者でもあるこの女性は、「本人たちが望まないのに、同調圧力で脱衣させられてしまう環境が改善されてほしい」と話します。

このような署名活動は全国で広がりをみせています。

10月、京都府長岡京市でも、岡山市で起きた医師による盗撮事件を受け、着衣での健診を求める署名活動が始まりました。

文部科学省は小中学校の健診について「診察や検査等に支障のない範囲で、発達段階に合わせた生徒のプライバシーに配慮することを各学校などに連絡しているが、国としての統一的なルールは設けていない」といいます。

そもそもなぜ、上半身裸で健診を行う必要があるのでしょうか?

「竹内内科小児科医院」の五藤良将院長は、裸で診察することで、虐待の痕跡や背骨が左右に曲がる脊柱側弯症(せきちゅうそくわんしょう)、アトピー性皮膚炎などをより確実に発見できるといいます。

その一方で、“年齢”に対しても慎重になる必要があるといいます。

竹内内科小児科医院・五藤良将 院長:
中学生で一般的に「第2次性徴」していて、いわゆる女性でいう“羞恥心”が目覚める年齢で、全員が上半身裸っていうのは、それは配慮しなければいけないと思います。

(めざまし8 「NewsTag」より11月16日放送より)