第37回東日本女子駅伝が11月13日(日)に、福島県福島市で行われる。
18都道県の女性ランナーが参加するこの大会から、多くのトップアスリートが世界へと羽ばたいていった。2022年の東日本女子駅伝は「ジリジリバチバチハンパない」…。非常に強力なメンバーが揃い、激戦が期待される。そんな今大会の注目選手を紹介する。
とにかく走る 最強の市民ランナー
マラソン日本代表選手を選考する「ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ」の一つ、北海道マラソン。
2022年に優勝したのが、“最強の市民ランナー”の異名を持つ山口遥選手。2年後のパリオリンピック代表の候補にもなっている、トップランナーの一人だ。
実業団選手ではなく、市民ランナーとして活動する山口選手の強さは…とにかく走る!

山口遥選手:
月だと一応800kmは超えているかなっていう感じですかね。練習は苦じゃ無いですね。私は量をやってこそかなって思っているので、実業団じゃないから不利な立場と思われるかと思うんですけど、全然そんなことなくて。実業団の方と同じように仲間はたくさんいるので、本当にみんながいい意味で監視してくれているので本当に助かっています

ランニングが息抜き
日々、市民ランナーとは思えない練習を行う山口選手。
息抜きとして行なっているのは…やはりランニング。この日も、夫とランナー友だちと走っていた。
山口遥選手:リラックスして走れるし、楽しく走っている一つの理由です

根性・泥臭く…それでいい
今回で2度目の出場となる東日本女子駅伝。
神奈川チームの代表。そして、最強の市民ランナーとして、ある思いを胸に大会に臨む。

山口遥選手:
今の選手って結構…格好悪いところ見せなくないみたいな走りの子が多いのかなと思うんですけど。やっぱり泥臭くやったり、本当根性だけで走ったりっていうのは良いことだと思うので。走ることが楽しくてやっているから、そんなに格好つけて走っているわけでは無いので。格好悪くてもいいじゃないか、っていうのはありますけどね。前の自分には勝ちたいなと思っているので、それよりは早く走りたいなというのと、やっぱり表彰台を目指して帰ってきたいなと思います

(福島テレビ)