名古屋市中区の東急ハンズANNEX店が2021年10月に閉店して1年…、再び名古屋・栄に帰ってきた。生まれ変わった新しい「ハンズ」を取材した。

地元東海地方のものづくりメーカーのコーナーも

11月2日朝、松坂屋名古屋店の地下1階にオープンした「ハンズ名古屋松坂屋店」。名前が「東急ハンズ」から「ハンズ」に変わり、ロゴマークも手のイラストから、漢字の「手」をイメージしたものに。

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ANNEX店が2021年10月に閉店してから約1年。オープンと同時にお客が詰めかけ、あっという間にレジに行列ができた。

店内には、ハンズの原点でもあるバイヤーが国内外から直接交渉し、入荷した逸品を集めたコーナーも。

イタリアで人気のカッティングボードは、オリーブの木目を生かしたデザイン性はもちろんのこと、丈夫でかびにくく数十年は使えるという。

他にも職人手作りの竹製の耳かきや、ドイツの老舗ブランドが手掛けるチーズナイフなど、生活に役立つアイテムを揃えている。

東海地方で人気を集めるものづくりメーカーの商品を集めているコーナーでは、愛知県瀬戸市で250年続く窯元の瀬戸焼や、岐阜県の木工作家が一つずつ手彫りしたカトラリー、三重県菰野町の萬古焼(ばんこやき)で作られた土鍋など、地元の技術が詰まっている。

また、出店したのが松坂屋の中ということで、「女性客」を意識した店舗に。フロア全体の半分近くをコスメコーナーやキッチン用品コーナーで占め、買い物カートやベビーカーが通りやすいように通路幅を従来より広くした。

ハンズ名古屋松坂屋店の店長:
ANNEX店の時代もかなりのお客さまにご愛顧いただいたんですけれども、そのお客さまはもとより、新しいお客さまにもこの先ずっと栄地区で愛してもらえるようなお店にしたいと思っています

(東海テレビ)

東海テレビ
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