10月30日、日本一に輝いたプロ野球オリックスバファローズ。 「がんばろう神戸」を掲げた1996年以来、実に26年ぶりの快挙だ。 一夜明けた31日朝、神戸市では号外が配布された。

「9回表から泣いてた」

オリックスファン:
めちゃくちゃ嬉しい。9回の表くらいから、めっちゃ泣いていて。家でずっと叫んでいました。オリックスなら今年は絶対にやってくれると思っていたので。オリックス日本一おめでとう!オリホー!

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神戸市民:
最高です。まさか4連勝できるとは…。

(Q.26年前の優勝は覚えている?)
神戸市民:

覚えてます、被災者なので。神戸に元気をもたらせる、いいニュースだと。本当によくやってくれました

阪神淡路大震災で被災した神戸市長田区の伊東さんは、街の復興とともにオリックスを 応援し続けてきました。

伊東正和さん:
ほっとしました。中嶋監督が胴上げされるシーンなんか26年前の仰木監督の胴上げを思い出すんですよ。ちょっと目頭が熱くなってきて…。また、前のような少しでも活気のある街をつくっていけたらいいなと改めて思い出させてくれた

「おめでとうセール」の”目玉”

一方、大阪市のあべのハルカス近鉄本店では優勝セールが行われている。 背番号にちなんだ値段の商品が並んだほか、普段より安いバッグに多くの人が群がった。

買い物客:
普段以上に財布の紐が緩んでいる感じがしますね

日本一を記念して数字の「1」に関連した商品など約3万点が用意された。目玉商品は、8000円相当が1000円(税抜き)で買える婦人雑貨の詰め合わせや、100グラム1000円(税抜き)の国産黒毛和牛などだ。

客は…:
(26年ぶりの優勝)すごいですね、とってもうれしくて。家の中で外の家のご迷惑にならないようにと思いながら、大きな声出してました

客は:
試合見ていて、優勝したので絶対来ようと思って。普段以上に財布のひもが緩んでる感じがしますね

時代は変わっても、オリックスの日本一は26年前と同じく、多くの人に勇気と感動を与えた。

(関西テレビ「報道ランナー」10月31日放送)

関西テレビ
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