指導員の代わりにAIが運転をアドバイスする画期的なシステムを、四国で初めて、高知市の自動車学校が導入した。最先端の教習現場を、記者が体験した。

運転のイロハを“AI”が教習

この記事の画像(11枚)

高知市にある「一宮・高知県自動車学校」で、9月に導入されたばかりの教習車両。側面には「AI教習システム」と書かれている。

運転指導や安全管理などを、人に代わってすべてAIが行う教習システムが搭載されていて、指導員の乗車なしでアドバイスを受けることができる。この自動車学校では、指導員の負担を軽減するため9月から導入され、全国で4例目、四国では初めてとなる。

そんな最新鋭の車の運転を、記者が体験した。

矢野愛優 記者:
目の前にカメラが設置されていますね

ダッシュボードに設置された小型カメラが運転手を映し、AIが目線や肩の位置などをチェック。後方確認ができているかなどを確認し、点数化する。
さらに「教官」のように指示を出すことも…。

AI:
後続車に注意して 合流してください

矢野愛優 記者:
発進します。緊張しますね

すると…

矢野愛優記者:
すごい音鳴ってますけど…

指導員:
これ逆走してるんで

逆走など交通違反をするとアラームが鳴り、減点していく。

障害物の20cm以内に接近した場合には、自動運転の自動ブレーキがかかる。

運転の様子はすべて録画されていて、減点のあった箇所は運転席に乗ったまま、確認することができる。

一宮・高知県自動車学校 北村武士さん:
今の時期でいうと、人が横に乗らないので感染症のリスクを下げられるということがあります。この「AI教習システム」で、講習などに割かれる人員を極力減らしていきたい

「AI教習システム」は現在、道路交通法の適用外のため教習を目的に使用することはできないが、一宮・高知県自動車学校では11月6日に一般に披露し、企業研修やペーパードライバー講習に使用する予定だ。

(高知さんさんテレビ)

記事 286 高知さんさんテレビ

高知の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。