最先端企業のCEOが「リモートワーク認めない」
電気自動車大手テスラ社のCEOイーロン・マスク氏が、従業員のリモートワークを認めない考えを示した。
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マスク氏が幹部社員に送ったメールでは、リモートワークを希望する従業員に対し「週最低40時間の出社」つまり事実上、週5日の出社を求めている。また「従わなければ辞職したとみなす」とも書かれていたという。
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マスク氏は、その理由について「管理職ほどオフィスに姿を見せることが重要だ。自分もテスラが増産しようとしていた時期には工場に住んでいた」と説明している。
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一方、マスク氏が買収を進めるツイッター社はリモートワークを認めているため、方針が分かれていて波紋を広げている。
出社かリモートワークか どちらが良い?
イット!のスタジオでは、コメンテーターで明治大学教授の齋藤孝さんに話を聞いた。
加藤綾子キャスター:
時代の流れもありますし、リモートワークも選択肢のひとつとしてあって良いのかなと思うんですが、全く出社しないというのも、組織として一体感がなくなりそうだなという印象も受けます。リモートと出社のバランスが大事なのかなと感じますが…。
明治大学教授・齋藤孝さん:
やっぱり対面の方が意識を共有しやすいということはありますね。コミュニケーションもスムーズにいくということもあって、良さは対面の方があると思うんですね。大学(の講義)もリモートでもできたんですけれど、今年度対面になってみると「やっぱり対面の方が通じやすいね」っていう意見の方が多いんですね
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明治大学教授・齋藤孝さん:
ただ、今はリモートでできる職種もあるので、職種ごとに効率の良いやり方を求めるのが良いかなと思います。イーロン・マスク氏と言えば最先端の企業の経営者なので、その方があえて対面がいいって言っているのも面白いなと思います
加藤綾子キャスター:
そうですね。意外でしたよね
(イット! 6月3日放送より)