私がお伝えしたいのは「アルミ缶に注目!」です。

サントリーは、明日からリサイクルされたアルミを100%缶に使ったビールを数量限定で販売。
またイベント会場などで使われるプラスチックカップに代わる、リサイクル可能なアルミカップも9月から販売が始まります。
アルミ人気のワケとは?
ポイントはこちら!「リサイクルなら二酸化炭素が少ない!

ボーキサイトから製造されるアルミは、地金をつくる工程で大量の電気を消費するため、「電気の缶詰」とも呼ばれています。
電力を多く消費するということは、化石燃料で発電する場合には二酸化炭素の排出量も大きくなるため、環境への負荷は大きくなります。

アルミ缶における日本のリサイクル材比率の平均値は55%となっていますが、今回発売される「ザ・プレミアム・モルツ」の缶は、リサイクルされたアルミを100%使用しています。
アルミをリサイクルする場合に必要な電力は、ボーキサイトから作るときに比べ、わずか3%しかありません。
電力を使わないということは、それだけ二酸化炭素の排出量も少なくなります。
そのため、リサイクルアルミは環境負荷が小さいとされ、今回発売される100%リサイクルアルミの缶は、従来に比べ二酸化炭素の排出量を60%削減することができたということです。

さらに、この缶を製造している東洋製缶は9月、イベント会場などで使用されるプラスチックカップの代替となるアルミカップも売り出します。
原料のアルミの表面を薄いフィルムで覆うことで、加工時の潤滑油や、汚染される洗浄水を減らし、環境負荷を減らす工夫が施されています。
もちろんリサイクル可能です。
紙や樹脂製のカップよりは割高となる見込みですが、海洋汚染の原因にもなっているプラスチックの使用量を減らす意味でも、アルミのリサイクルが注目されています。

経済部
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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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長野放送
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