夏休みに入り、学校で使っていた物を持ち帰って、キレイにする家庭も多いことだろう。そんな時期に、サクラクレパスが“ある豆知識”をTwitterで紹介し話題となっている。
サクラクレパスの公式Twitterアカウント(@1921_SAKURA)が投稿したのは、“汚れたパレットを簡単にキレイにする方法”だ。何でも「パレットを使った後の洗っても洗っても洗っても残るその絵具汚れ…「消しゴム」できれいにできます!」というのだ。
ツイートと共に投稿された画像を見ると、うっすら絵の具の緑色が残ってしまっているパレットが消しゴムでこすられた部分だけ真っ白に復活している。残っている消しかすに色が移っていることから、消しゴムで落としたのは間違いなさそうだ。
なお、消す際には力を入れる必要があるそうなので、グリップ付きで折れにくいスリーブ(カバー付き)の消しゴムを使用するのがオススメだという。
この手軽な豆知識には「30年程前にこの情報を教えてほしかった」「これほんと困ってたんです!!」「そう言う情報ありがたいです」といった驚きと称賛の声が多く寄せられ、5万のいいねが付く話題となっている(7月26日時点)。
こすりすぎると傷がつく可能性があるので注意
身近な物で解決できるお手軽な豆知識だが、そもそも、なぜ消しゴムでパレットの汚れを落とせるのだろうか? サクラクレパスTwitter担当者に話を聞いてみた。
ーーなぜ消しゴムでパレットの汚れが落とせるの?
ゴムに絵具が付着して汚れが絡め取られるためです。絵具の汚れがゴムの中に巻き込まれていくイメージです。
ーーパレットや絵の具の種類は関係ない?
パレットは、プラスチックのものを対象としています。なお、水彩絵具やアクリル絵具はこの方法で落とすことができます。
ーー落とす際にはかなりの力が必要?
紙を消す際より力は必要になるかと思います。ただ、あまりにこすりすぎると傷がつく可能性もありますので、色々な方法を取る上での一つの手段として考えていただければ幸いです。
ーー他にも汚れを落とす方法はある?
アクリル絵具は、水彩絵の具よりも乾きが早く、乾くとパレットにこびりついて、水で洗ってもなかなか取れないのがアクリル系絵の具の特徴です。しつこい汚れ残りは、消しゴムでこすると汚れが落ちる場合もありますが、それでも汚れが取れない場合は、専用のクリーナーを使うこともおすすめしています。
今後もお役に立てる幅広い情報を積極的に発信
ーー絵の具やパレットを長く使い続けるコツやポイントはある?
長く使い続けられるように大切に扱い、お手入れをすることでしょうか。
ーー投稿には多くの反響があるが?
「知らなかった!」というお声が大変多く、私自身もサクラクレパスにいなければ知らなかった情報ですので、たくさんの方に反応いただき、嬉しいです。
ーー今後、どのようなことをTwitterで投稿していく予定?
今後も新商品やサービスの情報だけでなく、フォロワーのみなさんのお役に立てる幅広い情報を積極的に発信していければと考えています。
ちなみにパレットの端の汚れも、消しゴムのカドの方でこすることで細かいところまで汚れを落とすことができるという。全体をまんべんなく落としたい人は新品の消しゴムで挑戦するといいかもしれない。
今後も役立つ情報を発信していくというサクラクレパス。新商品への注目と共にどんな豆知識が出てくるのか楽しみだ。
お子さんが夏休みに入ったというご家庭も多いかと思うのですが、今からちょっとした豆知識をご紹介します。
— サクラクレパス【公式】 (@1921_SAKURA) July 21, 2022
パレットを使った後の洗っても洗っても洗っても残るその絵具汚れ…「消しゴム」できれいにできます!
(結構力を入れるので、グリップ付きで折れにくいスリーブの消しゴムがあると◎) pic.twitter.com/GBBYT47n51