中国3隻目の空母が進水しました。
現地時間の午前、上海の造船所で中国3隻目の空母の進水式が行われ、「福建」と命名されたと国営メディアが伝えました。「福建」の排水量は8万トンで、中国が独自に開発した、艦船上の航空機を効率的に発進させられる「電磁式カタパルト」が装備されています。
福建が就役すれば、アジア太平洋地域での海洋進出をさらに強めることになるため、アメリカなどとの摩擦が激しくなることも予想されます。
「福建」という名称は、中国が統一を目指す台湾の対岸で、習近平国家主席が勤務したゆかりの地でもあるため、習主席の実績を強調する中国指導部の思惑もありそうです。