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「その手は桑名の焼きハマグリ」というシャレの慣用句は有名だが、桑名の名物はハマグリだけではない。お伊勢参りに向かう旅人たちの宿場町として栄えただけに、旅人の舌を喜ばせた自慢のグルメが他にも…

江戸時代から旅人に愛された名物「安永餅」

三重・桑名市の桑名駅前にある和菓子店「安永餅本舗 柏屋」は、江戸時代中期の創業。

店の看板商品で、細長く平たい焼き餅「安永餅(やすながもち)」(1本97円)は、地元の人から観光客まで幅広く愛される三重を代表する名物だ。

柏屋の女将:
七里の渡しから四日市の追分から伊勢街道へ入ります。そのお伊勢さんへ行く間は「餅街道」と呼ばれて…

桑名から伊勢神宮までの街道には、「赤福餅」や「へんば餅」など、旅人をもてなす名物の餅が多かったことから、別名「餅街道」と呼ばれていたという。

熟練の職人が一つずつ手作業で作る柔らかいお餅は、焼き目も香ばしく食べ応え抜群。

伊勢神宮を参拝する旅人が楽しんだ安永餅は、三重が誇る名物だ。

朝市で楽しむ名物「焼きハマグリ」と「しぐれ煮」

桑名市にある昔ながらの「桑名寺町通り商店街」では、毎月3と8がつく日に「三八市(さんぱちいち)」が開催されている。
旬のものが揃い、たくさんの人で賑わうこの朝市も、桑名名物の一つ。

商店街にある、ハマグリの店「貝新フーズ」。

看板商品の「焼きハマグリ」(2個 1100円)は、店先で焼いたハマグリをハマグリの煮汁の中に入れ、ひと炊きすると完成。

店主:
桑名の焼きハマグリは、醤油を入れないそのままの塩味。ですから、塩辛くない味わい

焼きたてのハマグリの大きな身はプリプリで、口の中にだしの旨味が広がる。

また昔ながらの製法で作る、柔らかいしぐれ煮も人気だ。

この日は、朝炊いたばかりの「若炊はまぐり(薄味しぐれ煮)」(70グラム1300円)や、しぐれ煮のタレを使った「しぐれ煮 煮豚」(100グラム600円)があった。

どちらもハマグリの煮汁で炊いているため、濃くなくあっさりしていて、いくらでも食べられる。

ハマグリの煮汁で炊いた「焼きハマグリ」や「しぐれ煮」は、旨味たっぷりの桑名自慢の名物だ。

(東海テレビ)

記事 2083 東海テレビ

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