一昨日、東京・江戸川区の公立小学校で運動会が開催された。

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この日、気温は26度まで上昇。
子どもたちにミストを浴びてもらうなど、熱中症対策を行いつつ、コロナ感染対策にも気を配っていた。

こちらの小学校では、基本的に、競技や演技中はマスクを外していいことにした。

緊急事態宣言が出されていた2021年も、同じ小学校の運動会を取材していた。
比較してみると、さまざまな変化が見えてきた。

例えば、演技の場面では…
2021年は子供たちは声を出さないように踊っていた。

一方、2022年は…

児童たち:
やー!やー!

一定の距離を取っている場合は、大きな掛け声を出すことをOKにしていた。

また、2021年は観客席で静かに見守っていた子どもたちは…
2022年は、迫力あるリレーにも夢中になって声援を送っていた。

さらに、2022年は6年生の鼓笛の演奏が3年ぶりに復活したり、マスクをつけてだが、校歌も歌ったりすることができた。

そして日差しが強くなると、先生からはこんな声かけが…

先生:
体の中の熱い空気を取るために、1度マスクを外して呼吸を整えましょう。
ただし、マスクを外しておしゃべりするのはやめましょう

しかし、全員が一斉に外すことはなく、子どもたちの多くはマスクをしたまま。

マスク緩和について聞いてみると…

記者:
みんな、暑くないですか?

児童たち:
暑い!

記者:
じゃあ、暑いならマスト取れたくないの?

児童たち:
取りたくはない

女子児童:
マスク、いつもつけてるから

記者:
暑さに耐えられる?

児童たち:
耐えられる!

男子児童:
(マスクは)体の一部になってるみたい

男子児童:
マスク外しちゃうと、マスクの中を見られるのが恥ずかしい

第四葛西小学校 永浜幹朗校長:
突然マスクを外すのに、やはり恥ずかしさとか、もしかしたら怖さを感じるような子供たちもいる。その辺は、これから配慮しながら、マスクを外していくような場面を作っていきたいと思っております

それでも、思い切った声出しができた2022年の運動会。児童たちは、充実感を得ることができたよう。

6年生の児童:
今回、最後の運動会だったんですけど、保護者の方や先生方のおかげで、この運動会が開けてとても良かったと思います。最後にとても楽しかったです