アメリカ・メジャーリーグ「メッツ」の試合でニューヨーク総領事が始球式を行えなかった問題で、メッツの社長が総領事に直接謝罪しました。
この問題は5月13日、ニューヨーク・メッツ対シアトル・マリナーズの試合で森美樹夫ニューヨーク総領事が始球式を行うためにマウンド近づいたものの、すでに投手が投球練習を始めていて、行えなかったものです。
球団や総領事館によりますと、メッツのアルダーソン社長は24日、総領事館を訪れ、森総領事らと直接面会しました。

その中で、アルダーソン社長はトラブルについて「関係者間のコミュニケーション不足によるものだった」と説明した上で、「関係者一同、心からおわび申し上げます」と謝罪しました。
さらに「二度とあのようなことが起きないよう、始球式を行う場合の手順を根本から見直す」と述べ、再発防止策をとることを約束したということです。
また今シーズン中に、日本への野球伝来150周年を祝うイベントを球場で行うことに合意し、今後も野球を通じた日米の友好関係を強化していくとしています。
