鹿児島・静岡・三重に次ぐ、全国有数の茶所、宮崎。飲むだけじゃない、お茶の活用術について紹介する。
栄養の塊…茶殻の「食べる」活用術
有馬理恵リポーター：
最後の最後まで、一滴まで注ぎ切ります。鮮やかな緑際立つ新茶です。そして、今回の主役はお茶を淹れた後の「茶殻」です
宮崎市内の緑茶専門店「グリーンティーフィールズ」で、緑茶インストラクターの園田典子さんに聞いた。
緑茶インストラクター・園田典子さん：
緑茶には、カテキン、ビタミンＣ、ビタミンＥ、ベータカロチン、食物繊維など、茶殻の中に約7割の栄養素が残っている。しかも新茶こそ、いっぱい栄養素があるので、新茶こそ食べてほしい
栄養の塊、茶殻の活用術。まずは「食べる」。
緑茶インストラクター・園田典子さん：
茶殻をぎゅっと絞って、酢醤油をかけて、最後に削り節をかけるだけでちょっとしたおつまみになります。
有馬理恵リポーター：
苦くない！おいしいです!
おいしいだけじゃない…茶殻を使ったお掃除術
茶殻の活用術。次は「消す」。
緑茶インストラクター・園田典子さん：
緑茶には臭いを吸い取る性質があり、料理の下ごしらえで手が生臭くなったりとか、そういうときに茶殻を手でもむと臭いを消してくれます
手で絞った茶殻を電子レンジで1分加熱し、水分を飛ばすと…
緑茶インストラクター・園田典子さん：
電子レンジで加熱すると、庫内のこもった臭いを消してくれます
まだ捨てない。フライパンで焦げる手前まで煎ったら...
緑茶インストラクター・園田典子さん：
そのままフライパンを持って、廊下とか隣の部屋とか、家の中をまわってください。焼き肉をした後など、こもっている臭いをきれいに取ってくれます
まだ捨てない。袋などに入れ、匂いが気になる場所に置けば消臭剤に。残った茶殻は観葉植物などに肥料として活用する。
そして、パックに入った茶殻は、使い勝手の良いお掃除アイテムに。
美味しくて、栄養が摂れて、暮らしに活きる日本茶。飲むだけではもったいない、とことん使えるアイテムだ。
【問い合わせ】
「グリーンティーフィールズ」
TEL：0985-25-0337
午前10時から午後7時
毎月第2火曜休み
駐車場あり・HPあり
宮崎市大和町82
（テレビ宮崎）
