牛丼チェーン・吉野家の採用説明会を予約した大学生に対して、外国籍と判断したことを理由に参加を断っていたことがわかった。
吉野家ホールディングスによると、採用説明会に登録された情報から吉野家の採用担当者が外国籍と判断した大学生について参加を断っていたという。
吉野家は、「内定を出してもビザが取得できなければ働けない可能性があるため通常、外国籍と見られる人にはビザを取得できるか確認するが、確認をせずに参加を断った」と説明している。
吉野家をめぐっては今年4月に、当時の役員が大学の講座で女性を蔑視する発言をして解任されている。