れいわ新選組の山本太郎代表は、15日、衆院議長に議員辞職願を提出した後、記者会見し、7月に行われるとみられる参院選に立候補する意向を表明した。
山本氏は、15日、細田博之衆院議長宛てに衆院議員の辞職願を提出した。
その後、記者会見した山本氏は、「今年の参院選が終わると、最大3年間、国政選挙が行われない可能性がある。政治的空白期間がある」と指摘した。
そして、「その間に行われるであろう政治の暴走を何としても食い止めないといけない」として、参院選に立候補する意向を表明した。
さらに、「次の選挙でしっかり議席を増やしていくことが必要だという思いで、辞職することにした」と強調した。

山本氏は、2021年10月の衆院選の比例東京ブロックで当選しており、議員辞職が認められれば、れいわ新選組の比例候補が繰り上げ当選する。比例名簿で次点だった櫛渕万里氏が当選する見通しで、櫛渕氏は「山本代表の魂を引き継ぐ」と強調した。