4月12日の東京は、最高気温25.6℃となり、2022年で2度目の夏日を記録した。

さらに岐阜県飛騨市では30.5℃の真夏日になるなど、2022年で最多の全国400地点以上で夏日となった(2022年4月12日時点)。
4月13日も東京では初夏の陽気となる見込みだが、街からは早くも、エアコンを使いたいとの声が聞かれた。
女性A:
初の冷房をつけようかなと思っています。今年初の冷房
女性B:
いま帰ったら(エアコンを)つけるかもしれない

4月の今がエアコン試運転のタイミング チェック方法を解説
そんな中、家電の専門家が呼びかけるのは「エアコンの試運転」。
IT・家電アドバイザー・安蔵靖志さん:
エアコンの試運転は確実にした方がいい。正常に冷えない場合はエアコンを買い替える、もしくは修理をお願いする、そういうことが予めできる
専門家によると、例年ゴールデンウィークを過ぎると、エアコン工事の予約が取りづらい状態になるそうだ。

また、故障の修理依頼なども立て込むことが多いため、4月の今がエアコンのトラブルを把握しておくチャンスだという。では、具体的なトラブルのチェック方法とは?
IT・家電アドバイザー・安蔵靖志さん:
まずは電源を確認すること。コンセントの部分に、もし、ほこりとかがついているのであれば、きれいにしておく
コンセント周りにほこりがたまっていると、火災や故障の原因になる。

次に行うのは、フィルター掃除。なお、2週間に1回程度掃除すると約4%の省エネ効果となり、電気代の節約にもつながるという。

そしていよいよ、試運転。「冷房」モードで温度を16℃から18℃に設定し、10分程度稼働する。冷たい風が出ることを確認する。

また異臭や異音、水漏れなどがないかもあわせてチェックする。異常があった際も、今なら希望のタイミングで清掃業者や修理業者に頼める可能性が高いという。

季節外れの暑さ 春の“隠れ脱水”でめまい・立ちくらみなどに注意
一方、季節外れの暑さで気をつけたいのが…
池袋大谷クリニック・大谷義夫院長:
めまい、たちくらみ、足がつる。食欲不振や、人によってはイライラするような症状もある。いわゆる“隠れ脱水”

医師によると、この時期はまだ湿度が低く、汗をかいても気づきにくいため、水分補給を怠りがちになる。
池袋大谷クリニック・大谷義夫院長:
(対策は)5~15℃の水分を1時間に100ccを目安に取る、というのが脱水予防には適している

(「めざましテレビ」4月13日放送より)