内閣府の世論調査で、半数以上が経済に関する不安を回答した。
「社会意識に関する世論調査」で、「現在の社会において満足していない点」を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは、「経済的なゆとりの見通しが持てない」の55・5%だった。2020年1月の前回調査と比べて10ポイント以上、増加している。
今回は、日本で新型コロナの感染が拡大してから初めてとなる調査で、調査方法の変更により単純比較はできないものの、内閣府は「コロナにより経済的な落ち込みを身近に感じたことが影響を与えている可能性がある」との見方を示している。