夏の参院選まで100日を切る中、自民党の茂木幹事長は19日、札幌市内で北海道連の選対会議に出席し「まさにこれからが臨戦態勢だ」と述べ、今後、県連など地方組織と連携を強化していく考えを示した。
最重点区を中心に、今後毎週地方を視察する予定だという。茂木氏は「全国で32ある1人区や北海道のような複数区で勝ちきることが勝利につながる」と述べた上で、「参院選の勝利は、政権の安定を図る上でどうしても必要だ」と重ねて強調した。
一方、ウクライナ情勢の緊迫化による原油価格の高騰や物価の上昇をうけた新たな経済対策についても言及した。茂木氏は「まずは令和四年度の予算を実行することが重要だ。その上で、必要な対策は大胆に機動的に策定し実行したい」と述べた。