岸田首相は16日夜の記者会見で、長期化する新型コロナ感染の影響について「最も心を痛めているのが、子ども達のことだ」と述べた。
岸田首相は「2年間に及ぶコロナの影響で『子どもの学びが遅れているのではないか』『いつもマスクをしているので、感情表現ができなくなっているのではないか』などと多くの心配の声を各地で聞いてきた」と述べ、「私自身が最も心を痛めているのが、子ども達のことだ」と述べ、長期化するコロナが子どもに悪影響を及ぼしていることに、強い懸念を示した。
さらに岸田首相は、「幅広い専門家の意見を聞きながら、『感染防止』と『子どもの速やかな学び』の両立を、子どもにとって何が最善かを第一に考えて、検討していきたい」と強調した。