「何を買えばいか?」「使う時が来るのか?」…100円ショップでも色々揃う
東日本大震災から11年。自宅の防災グッズについて考えている人に、100円ショップで手軽に簡単に揃えられるグッズをご紹介。災害ボランティアに取り組んでいるNPO法人「レスキューストックヤード」理事・鷲見修さんと共に、店を取材した。
今回は特に、水や電気といったライフラインが止まった時に必要なものに絞って選んだ。
NPO法人レスキューストックヤード理事の鷲見修さん：
まず電気が止まっちゃうということを想定しますと、乾電池を使わなくていいライトですね
グリップを繰り返し握ることで発電できる手動式の懐中電灯。電池が無くても使えるため、重宝する。
他にも、暗闇でも自分の位置を知らせられるホイッスルや、簡易トイレなど。中にはスキンケアパウダーという商品も。
鷲見修さん：
水が無いときに、身体を洗ったり頭を洗ったり。さっぱりする
よく伸びるサラサラとした使い心地で、甘い香りがふんわりと香るので、リラックス効果もありそうだ。
今回は鷲見さんがおすすめした、手動発電ライト、サイリウム、ホイッスル、ポリ手袋、スキンケアパウダー、簡易トイレ、簡易シャワートイレ、保温アルミシート、大人用体拭きの9品を買うことに。
保温アルミシートは寒さを防ぎ、ポリ手袋は断水時に役立つ。そして簡易型のシャワートイレには、長いノズルの先端にいくつか小さい穴がついている。
ペットボトルの口に取り付ければ、簡単に水が出る。
またコンサートなどで使われるサイリウムは、災害用に長時間光るものも作られている。
購入した商品はパキッと折れば12時間光って便利。複数用意出来れば、照明の代わりにもなりそうだ。
鷲見修さん：
防災グッズを揃えるのはお金がかかるという不安があって、何を選んでいいか分からないという人もいると思うし、お金をかけたって（災害は）来ないじゃないのというのもあるかもしれないですけど、中にはとても便利な物も沢山あるということが分かったと思うので、ぜひ備えてほしいなと思います
（東海テレビ）
