岸田首相は、米国政府によるロシア産原油の輸入禁止について「バイデン大統領は同盟国の多くが参加する立場にないことを理解した上で、この措置を進めている」と指摘し、即時の同調には慎重な姿勢を示した。

その上で「安定供給と安全保障を国益として、しっかり取り組んでいきたい」と強調した。

岸田首相は「バイデン大統領は『アメリカはエネルギーの純輸出国で、この措置ができる』と表明している」と述べ、同盟国の同調を前提としない措置との認識を示した。