優勝への強い思い語る…「自分にも勝って、レースでも勝って」
3月13日に迫った名古屋ウィメンズマラソンは、世界選手権やパリ五輪代表選考レース・MGCの出場権がかかっている。優勝賞金は25万ドル。世界最高額になった。

今大会一番の注目は、岐阜県出身で東京五輪10000m代表の安藤友香選手だ。

安藤友香選手:
勝つレースをするというのが一番のテーマです
2017年、名古屋で初マラソンに挑み、2位でゴール。タイムは当時の日本歴代4位で、初マラソンとしては歴代最速を記録する鮮烈なデビューを果たした。

しかし、その後は思うような結果を残せず、マラソンでの東京五輪出場も叶わなかった。それでもトラック種目・10000mで出場。
安藤友香選手:
すごい経験をさせてもらったんですけど、やっぱり自分はマラソンで挑戦したいという気持ちが強いので、パリはマラソンで走りたいです
同じ岐阜県出身、憧れの高橋尚子さんのように、五輪でマラソンを走りたいという想いが安藤選手の原動力だ。

2月に行われたハーフマラソンの大会では、自己ベストを1分以上も更新するなど順調な仕上がり。すると心にも変化があった。

安藤友香選手:
今すごく走るのが楽しいですし、一番は自分が好きになりました
目指すのは5年前に出した自己ベスト。過去の自分を超える戦いが始まった。
安藤友香選手:
優勝したいというのがすごくあって、自分にも勝って、レースでも勝って、やり切って笑顔でゴールテープを切れるように頑張りたいです
(東海テレビ)