宮崎・日南市にある道の駅酒谷(さかたに)の運営会社が、地産地消などの活動に取り組む団体に贈られる「九州農政局長賞」を受賞した。
道の駅運営で地元に貢献 「九州農政局長賞(食品産業部門)」受賞
九州農政局長賞を受賞したのは、道の駅酒谷の指定管理者で、地区住民が経営する「酒谷むらおこし株式会社」だ。


日南市の中山間地域にある道の駅酒谷は、1999年に誕生。地元の農産物の販売や、看板商品・草だんごの製造・販売など地産地消にこだわり、生産者の所得向上に貢献してきた。

また、地元の女性を雇用し、高齢の生産者が活動できる生きがいの場にもなるなど、地域活性化にもつながっていることが評価され、今回の賞を受賞した。


2月18日、日高茂信社長など3人が日南市役所を訪れ、高橋市長に受賞を報告した。

酒谷むらおこし株式会社 日高茂信社長:
二十数年積み重ねてきた、地域を中心とした活動が本当に実を結んだ。頑張っている皆さんの大きな励みと自信につながっていくんじゃないかと

道の駅酒谷では、今後も地域住民と協力し、地域活性化をさらに進めていきたいとしている。
(テレビ宮崎)