WHO=世界保健機関は、ウクライナ国内の医療機関で「酸素供給が危機的状況にある」と訴えています。

WHOは27日、ウクライナ国内で、入院患者が必要とする酸素供給装置が不足しているとする声明を発表しました。

運搬するトラックが、首都キエフを含む多くの病院に到達できため、大半の病院が24時間以内に酸素の備蓄が底をつくか、すでに不足している病院もあるということです。
また、酸素供給装置を作るメーカー側も、原料不足に陥っているということです。
WHOは「数千人の命が危機にさらされている」と警鐘を鳴らしています。

(ロシアがウクライナに軍事侵攻・2月28日)
(ロシアがウクライナに軍事侵攻・2月28日)
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国際取材部
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