北朝鮮が27日、弾道ミサイルを発射したことを受け、岸防衛相は「断じて容認できない。強く非難する」と述べた。
岸防衛相は、北朝鮮が午前7時51分頃、北朝鮮西岸付近から少なくとも1発の弾道ミサイルを東方向に発射したと発表した。詳細は分析中ということだが、最高高度約600km、飛翔距離は300km程度で、北朝鮮の東岸付近、日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したと推定されるという。
また、岸防衛相は、日本の航空機や船舶の被害情報は確認されていないことも明らかにした。その上で、「我が国や地域、国際社会の平和と安全を脅かすものであり断じて容認できない」と強調。国連安保理決議に違反するものだとして「強く非難する」と述べた。そして、大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議したことを明らかにした。