連合は、夏の参院選に向けた基本方針をまとめ、共産党を念頭に「目的や基本政策が大きく異なる政党等と連携･協力する候補者は推薦しない」と明記した。また、旧民主党系の支援政党を明示しないという異例の方針となった。

連合の芳野会長は会見で「（衆院選では）共産党さんの少し行きすぎた行動があったことによって非常に現場が混乱した」「共産党さんとは若干考え方が違いますのでそこは念頭に置いている」と述べた。

また、去年の衆院選の基本方針で支援政党として明記した立憲民主党と国民民主党については、両党の合流の見通しが立たないことから「連合の政策実現に向け両党それぞれと引き続き連携をはかることを基本」にするとの記述にとどめ、参院選には「人物重視・候補者本位で臨むこととする」とした。

政治部

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