東京都の小池知事は、14日の定例会見で、19日以降、都内3カ所に大規模接種会場を設置し、警察・消防関係者に対する、3回目のワクチン接種を始めることを明らかにした。その後、接種対象を、エッセンシャルワーカーに拡大させるという。
一方、小池知事は、まん延防止等重点措置が出された際、時短要請や酒類提供の制限など、段階的に実施していくかどうかについては、「専門会の意見を聞きながら、国とも連携して決めたい」と述べるにとどめた。
小池知事は、病床使用率が20%を超えたら、 「まん延防止等重点措置」を、 50%超えたら「緊急事態宣言」の要請を検討する方針を示している。 東京都の病床使用率は 1月1日には3.3%だったが、13日時点で15.1%となっていて、 まん延防止等重点措置を検討する基準の20%の目前に迫っている。
