北朝鮮が1月5日、弾道ミサイルとみられるものを発射した。
岸田首相は午前9時頃、首相官邸で記者団に対し「先ほど、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射した」と明らかにした。

その上で、
・情報収集・分析に全力をあげ国民に迅速・的確な情報提供を行うこと
・船舶・航空機等の安全確認を徹底すること
・不測の事態に備え万全の態勢をとることの3点を指示したと強調した。
そして「昨年来、北朝鮮が連続してミサイルを発射していることは誠に遺憾だ」とした上で、「政府として、これまで以上に警戒監視を強めていきたい」と述べた。
飛翔体の数や被害状況、落下地点が日本の排他的経済水域(EEZ)の外側か内側などについては、「今分析を行っているところだ」と述べるにとどめた。