警視庁は、違法な運転が多発している電動キックボードの取締りを、きょうから強化する。
基本的に「原付バイク」として扱われる個人所有の電動キックボードの運転には、免許証やナンバープレートが必要で、ヘルメットの着用も義務づけられている。

警視庁は、違反者への指導・警告にとどめてきましたが、きょうからは悪質な違反について反則切符の交付対象とする。電動キックボードを運転して信号無視をしたり歩道を走るなどの違反をすると反則金の納付が必要となり、酒気帯び運転には免許取り消しの行政処分が行われることになる。
電動キックボードが絡む事故は、去年は統計を取り始めた6月以降で3件確認された。今年は、11月末時点で60件発生し、このうち16件はケガ人を伴う人身事故だった。