活気が戻る上海…しかし気は緩めず
武漢閉鎖から2か月が過ぎ、海外からの流入以外は新型コロナの新規感染者がデータ上はほぼゼロに近い中国。
上海でも市民の間には収束ムードが漂ってきた。市内には活気が戻り以前のように広場ダンスも見られるようになった。

しかし、それでも市民にマスクはまだ欠かせない。市内ではどこへ行っても検温があり、中には部外者が入れないよう公道にバリケードを作って勝手に侵入できないようにしたりなどの対策も。

もし市民が発熱した場合には市内に117か所ある発熱外来へ行くことになる。
「まず発熱外来へ!」が市民の合言葉だ。
ここでは他の患者と接しないよう完全に導線が分けられており管理は徹底されている。この発熱外来を117か所から倍近い約200か所に増やすことが先日発表された。
政府は収束ムードの中でも徹底的な対策をとり続ける。