動画アプリ「TikTok(ティックトック)」で公開中のショートムービー「夏、ふたり」の発表会が10月4日 都内で行われ、北村匠(23)さん、浜辺美波(21)さんらが登場。
浜辺さんは、首元や肩にフリルがふんだんにあしらわれたファンシーなドレスで登場し、会場の視線を集めていた。

縦型映画「夏、ふたり」が初代グランプリ受賞
「TikTok」と東宝の映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2021」のグランプリ作品発表会が開かれ、吉川啓太さんの初監督作品となる縦型映画「夏、ふたり」が初代グランプリを受賞した。

映画に出演した浜辺美波さんと、登壇した北村匠海さんに、めざましテレビの鈴木唯アナウンサーがインタビュー。印象的な浜辺さんのドレスに…
鈴木唯アナウンサー:
浜辺さん!そのドレス…。カワイイ~


浜辺美波:
ありがとうございます。今日はガーリーを目指しました!
鈴木唯アナウンサー:
(北村)匠海さんから見ていかがですか?
北村匠海:
ガーリーっすね!

あまり興味がなさそうなのに、ガールズトークに乗っかった北村さんに浜辺さんは爆笑。和やかな雰囲気でインタビューが始まった。
“北村カメラマン”はオーラない?
映画「君の膵臓を食べたい」や、映画「思い、思われ、ふり、ふられ」など、共演も多い2人。
実は今回、北村さんは作品には出演しておらず、スチールカメラマンとしてスタッフで参加。

北村匠海:
すごく性に合っているなと。ワクワク感がありましたね。めっちゃ楽しかったんですよ!自分の未来を考えたときに、演者だけじゃないことだったり、何かいろんなことにも挑戦したいっていうのもあったので…

一方、“撮られる”側だった浜辺さんに、「スチールカメラ担当が北村匠海さん」だと知ったときの感想を聞くと…
浜辺美波:
(最初に聞いたときは)贅沢だな~って、思いました。そしたら結局は…、北村匠海スチールカメラマン合わせのスケジュールになりました(笑)日にちがね、忙しいから!

スチールカメラマンといえば完全な裏方だが、北村さんが現場に入るとオーラを隠しきれなかったのでは?

浜辺美波:
空気の感じでした。(現場に)すごいなじんでいたし、“俳優感”はもちろんなかったし。(撮影中)絶対、目線の先に入らない。今、向いていなくても、お芝居の途中でちょっと振り向いた方向に(カメラマンが)いらっしゃると「あ、いるな」って思うんですけど、そういうのも全部避けていてくださるから、すごくそれは助かりましたね

浜辺さんは、北村さんのスチールカメラマンとしての働きをべた褒め。
すると北村さんも…
北村匠海:
自分はいいスタッフだと思います。演者(役者)の気持ちも分かるっていう

と、得意げな表情。
浜辺美波:
「撮られているな、今」というのを全く感じなくて。だから写真を見ると本当に自然体で。さすがだなと思いました
浜辺さんが絶賛する北村匠海スチールカメラマンの写真は、映画のエンドロールでみることができる。

共演も多い2人ならではの浜辺さんのリラックスした表情が印象的。

(インタビュー後半へ)
北村匠海の魅力は…?「2周回って“顔”」
そんな2人に、「俳優としてのお互いの魅力」を聞いた。
北村匠海:
一番ビックリするのは、美波ちゃんのお芝居の幅ですね。本人の中でそうじゃないと思うんだけど、たぶんはたから見ているとひょうひょうといろんな役をやっているなっていう。そのチャレンジ精神というのが、美波ちゃんすごいなって思います

一方、浜辺さんから見て北村匠海さんの魅力は?
浜辺美波:
私はもう、2周回って本当にうらやましいなと思うのが、“顔のつくり”。もっと素晴らしいところもあるんですけど、映画だったり、ドラマとかで雰囲気良く映る顔立ち。バランスいいなぁと思って…

まんざらでもない表情でお辞儀を返す北村さんだが、「顔」については他の人からも指摘されるとか。

北村匠海:
この間言われたのが、「何もしてなくても何かが伝わるずるい顔をしている!」って
浜辺美波:
そう!分かります。何か考え込んでいる顔してるんだね
北村匠海:
そうそう。別に何も考えてないの
浜辺美波:
私は真顔だと「何か機嫌が悪いのかな?」って、ただ見えるだけなんですよ。でもたぶん(北村さんが)真顔だと、すごい哲学考えてるって…

北村匠海:
フィロソフィーを考えています!(笑)
息ピッタリなトークを繰り広げる2人。爆笑のインタビューとなった。
ちなみに浜辺さんは、撮影前は「北村さんがカメラマンだと緊張するから嫌だな」と思っていたが、現場での“北村カメラマン”は真っ黒な服装で“忍者の末裔”のように振る舞い、監督もすぐには気づかないほどだったそうだ。
(めざましテレビ 10月5日放送分より)