麻生財務大臣の会見は最後も”麻生節”だった。

戦後最長の在任期間、8年9カ月について問われると…

「あんた、朝の9時から5時までずっと質問がないのに2ヶ月間座ってられる自信ある?できねぇだろ。じーっと質問もないのに予算委員会で座ってる。やってみな」

「ははは(笑)長い、長いに決まってる」

任期の中での成果として、8年前に自身が提起したデジタル課税や世界共通の最低法人税率について力を込めて語った。

10月末の最終合意を目前にした退任については「最後にきちんとやっていきたいと思いますけど、これはタイミングの問題ですから、そういった巡り合わせということだと思っています」と話した。

消費税引き上げについては、記者に感想を聞き、振り返る場面もあった。

麻生財務相:
「消費税2回上げて(内閣が)倒れなかった。感想はどうです?」
記者:
「予想できなかったことだと思う」
麻生財務相:
「うーん、そう…(政権が)長かったからできたことだとは思う」

一方、達成できなかった2%の物価安定目標については、石油の下落を受けてなかなか難しいと黒田日銀総裁に話してしていたと明らかにした。

基礎的財政収支(プライマリーバランス)については「まずはプライマリーバランスの回復、という姿勢をとり続けていないと」と市場で日本の信用を維持するために改めて黒字化にこだわる意味を語った。

「長い間ありがとうございました」

いつも通り記者達をいじるやりとりを織り交ぜつつ、麻生財務大臣の会見は終わった。

いつも通り、記者達をいじった麻生財務相
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(フジテレビ経済部 財務省担当 井出光)