もちもちのクリームも簡単に

“ほったらかし料理”ができると人気で、各社がこぞって新製品を発売している「電気調理鍋」。今回の「スゴ撮」は、そんな電気調理鍋の実力を調査した。

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まずは、シャープの「水なし自動調理鍋 ヘルシオ ホットクック」(7万7000円・番組調べ)。

シリーズ累計40万台以上を販売している人気商品の最新モデルが9月に販売されたもので、最大の特徴がは内蓋についた「まぜ技ユニット」

メニューに合わせた最適なタイミングで具材をかき混ぜてくれるため、八宝菜や肉じゃがといった料理も自動でおいしくできあがるという。

シャープ 調理商品企画部・吉田麻里さん:
回転数が約2倍アップしたことで、今までできなかったホイップクリームができるようになったんです。


今回の新型では、この“まぜ技”がさらに進化。
1分間で400回転と2倍以上もスピードアップした結果、ホイップクリームが作れるようになったという。

実際に、ホットクックと同じ4分30秒をかけて手動でホイップクリーム作りに挑戦してみると、違いは歴然!
ホットクックの方が、手動よりももっちりとしたふわふわのクリームができているのがわかる。

また、じゃがいもやにんじんなどの固い野菜をゆでて潰すまでの工程も自動で調理できるため、あとはマヨネーズなどを加えれば、簡単にポテトサラダを作ることができる。

渡邊渚アナウンサー:
じゃがいもがすごく均一になめらかに潰されていて、本当にとろっとろです。

独自の技術で“味しみ”も簡単

続いては、シロカが9月24日に発売する「電気圧力鍋 おうちシェフPRO」(1万5800円)。
低温調理や炒めもできる“1台10役”の優れものだが、一番の特徴は…

シロカ マーケティング担当・鸙野拓人さん:
シロカ独自のスマートプレッシャー技術というものを搭載した電気圧力鍋になります。


「スマートプレッシャー」とは、高い圧力を一定にかけ続けること。
この技術を使うことで、より一層、食材に味が染み込むようになったという。

スマートプレッシャー技術が搭載されている最新モデルと、搭載されていない従来モデルを用意し、厚さ3cmに切った大根を入れ、それぞれ同じ時間、圧力をかけてみると…

13分後に比べてみると、スマートプレッシャー技術で調理した方が、より色が濃くなっていることがわかる。では、肝心のお味はというと…

渡邊渚アナウンサー:
芯の方までしっかり味が染みています。とろけるくらい柔らかいです。

ヘルシーメニューや“同時調理”も簡単

続いて、アイリスオーヤマが9月10日に発売した「電気圧力鍋ヘルシープラス」(2万5080円)。

特徴はその名の通りヘルシーなメニューが作れることで、塩分控えめ・高たんぱく質・低カロリーなどの“ヘルシーメニュー”52種類を含む、全108種類の料理を作ることができる。

さらに低糖質米も炊くことができ、糖質が気になる方にもおすすめだという。

続いて、Re・Deが2020年5月より販売中の「Re・De Pot」(1万4800円・公式オンラインショップ価格)。

圧力調理や低温調理などユーザーがよく使う機能に絞ることで実現したというリーズナブルな価格が人気で、たまねぎの甘みがたっぷりつまった無水カレーなど、約100種類の料理を作ることができる。

最後は、象印マホービンが10月に発売する新商品「STAN.」(3万3000円前後・市場想定価格)。

特徴は2品同時調理で、例えば「かぼちゃの煮物」と「れんこんのきんぴら」など、本来ならかきまぜたり、火加減を調整したりと手が離せない2品のおかずも、ジッパー付きの袋に具材と調味料を入れてセットするだけ。
あとは、ほったらかしにしておけば、同時に調理することが可能だという。

渡邊渚アナウンサー:
すごくしっとりなめらか。ボタンを押してほったらかしておけばこれが完成できるっていうのはに本当にすごいです。

(「めざましテレビ」9月21日放送分より)