北海道新幹線の札幌延伸を見据え、JR札幌駅北口周辺では大規模な再開発が進んでいる。街のあり方、そして私たちの暮らしはどのように変わるのだろうか。

高さ約175mのタワーマンション 内部には劇場も

2030年度に予定されている北海道新幹線の札幌延伸。JR札幌駅では工事が行われている。それとともに、周辺地域ではタワーマンションなどの建設も進んでいる。

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不動産の専門家は「人々が集うことで消費やマネーが回りだす。夜は住民の数が一挙に増える。新たな街ができる」と期待を寄せる。

新たな街の姿は? そして、人の流れはどのように変わるのだろうか?

大規模な再開発が進むJR札幌駅北口エリア。札幌市の不動産事情に詳しい専門家に、街がどのように変わるのか解説してもらった。

札幌市北区の北8条西1丁目地区には、48階建てのタワーマンションが建設される。

現在、北海道内で最も高い「JRタワー」を抜き、高さ約175メートル。タワーマンション内部に劇場が作られるほか、14階建てのホテルも併設予定だ。

インフォメーション・システム キャビン・志田真郷さん:
タワーマンションが建てられ約620戸が入居する計画なので、人口が1500人くらい増える。劇場ができれば、全道からショーを見に来る。札幌駅北口に人を呼べる施設が、JRの施設に続いてもう一つできる

東区にも2棟建設予定 人口増で街に活気が

タワーマンションの建設は、札幌市東区の北6条東2丁目地区でも計画されている。

インフォメーション・システム キャビン・志田真郷さん:
タワーマンションが2棟とホテルが建つ予定。合計で440戸くらい、1000人近い人口が増えるので、その人たちが消費する周辺の商業施設や業務施設が潤う

人口が増えることで消費が活発になり、街全体が潤うというのだ。相次ぐタワーマンションの建設により、札幌市全体の都市構造にも変化をもたらしそうだという。

インフォメーション・システム キャビン 志田 真郷さん:
JR苗穂駅の周辺に3棟のタワーマンションが建っている。その間にもマンションが供給されている。売れ行きを見ると相当人気がある。札幌都心の場所が、どちらかというと東側に少しずつずれてくるイメージ

住民の健康を守る医療センターとクリニック

マンションだけではない。札幌市東区の北6条東3丁目地区には、時計台記念病院と北光記念病院が統合し、延べ床面積約5万平方メートルの医療センターが建設される。

インフォメーション・システム キャビン・志田真郷さん:
いろいろな業種の医療機関が入居したり、ドラッグストアも入ると聞いている。日用品雑貨も扱っていて、近隣の人には便利な商業施設でもある

新しい建物には、医療センターの他に外部から様々なクリニックを誘致する。軽度な病気はクリニックに任せることで、医療センターは専門的な外来を担うことができる。

また、クリニックは医療センターの検査や治療のための様々な設備を利用することができ、負担を軽減する利点がある。

新しく生まれ変わろうとしているJR札幌駅北口エリアから目が離せない。

(北海道文化放送)